真顔日記

上田啓太のブログ

脳の仕事

このあいだの日記で『金田一少年の事件簿』のことを書いた。犯人の二ツ名を「七番目のミイラ」としていたのだが、翌日、目覚めた瞬間に「七番目のミイラじゃなくて七人目のミイラだ!」と気づいて、検索して確認して修正した。

こういう時の脳の働きかたは不思議で面白い。目覚めた直後になにかに気づく。私はよくこの気づきかたをする。寝ている間に脳が仕事してくれているのか。すごいな。公開する前に気づいてくれよ、という話ではあるけれど。

夜に近所を散歩。しばらく歩いて遠出を決める。真夜中の酒造工場の勝手口の灯り。じじいみたいな眼をした白猫が前を横切る。うねるような坂道を初めて降りる。坂道の左側が階段になっていて、そこを歩いた。段幅が歩幅と合わずに苦労する。ちまちま歩かされた。

坂を降りると、Y字路に小さなコインランドリー。三角形の土地に建てられたプレハブの中に最低限の設備。二台の洗濯機と乾燥機。コインランドリーの前には木製のベンチと自動販売機。すれちがったカップルからメロンソーダの香りがした。夜道を散歩する飼い犬の首輪で点滅する赤い光。民家と民家のあいだに空き地があって、たくさんの雑草が生い茂っていた。空間を埋めつくす秋の虫の声。

一時間ほど歩いて帰宅した。