真顔日記

上田啓太のブログ

デニーズのパルフェの謎

最近の自分はデニーズが好きだ。入りびたっていると言ってもいい。近所に24時間営業の店があるのが悪い。私のような生活リズム破綻者にとって、これは最高の存在である。

普通のカフェは閉店時間を気にする必要がある。しかしデニーズは深夜三時に唐突に行こうが、あっけらかんとした照明と無愛想な店員が私の存在を認めてくれる。淡々と注文を聞きにきてくれる。とくに平日深夜は最高で、静かな店内に、ぽつぽつと一人客だけがいる。

他の客たちも私のようにパソコンを持ち込んで黙々と作業をしているか、テーブルに顔を伏せて熟睡しており、全員、人間を辞めている。社会という荷物を背中から降ろしている。だから深夜のデニーズに行くと、変なテンションになってくる。それは理想郷を見つけた人間のテンションである。今日も行ってきた。

深夜三時、デニーズ入店。さっそくメニューを開き、デザートの欄にあった桃のパルフェというのを見て、「そのルは何だ、そのルは!」と激怒する。さすがに沸点が低すぎる。もう少し落ち着いて生きられないものか。しかし実際問題、パルフェとはなんだ? メニューには明らかにパフェの写真が掲載されている。どう見てもパフェの形をしているくせに、パルフェを名乗るとは何のつもりだ?

こんな時に登場するのがグーグルである。手元のスマホでサクッと検索。ウィキペディアに情報が載っていた。フランス語だと parfait (パルフェ)というらしい。パフェのほうは英語の発音から。こうして、ルの謎はあっさりと解決した。解答まで数十秒。想像力を働かせる余地もない。グーグルによるイマジネーションの撲殺。しかしグーグルに殺される程度のイマジネーションなど、最初からなくてけっこう!

変なテンションは持続していた。深夜三時のデニーズ。