真顔日記

上田啓太のブログ

aiko

俺はaikoで、aikoはかわいい

aikoってかわいいですよね、と知人に言われた。そのような聴き方をしていなかったので驚いた。言われてみればたしかに、という感じだ。同時期にデビューした宇多田ヒカルや椎名林檎と比較したとき、aikoの存在は明らかにかわいさの方を向いている。その歌声…

フィクションを見る時だけ女になる男

私は男として日々を暮らしているが、フィクションを見る時は、女になることが多い。たとえば、漫画『君に届け』を読むたびに、主人公の爽子に感情移入して、風早くんに恋をしている。『君と100回目の恋』という映画を観た時は、主人公の女に感情移入して、恋…

aiko的なものとミスチル的なもの

自分がaikoについて書いた文章を読み返していて、この人は世界とaikoの区別が付いていないんじゃないかと感じた。これは良くない。私は世界とaikoの区別を付けている。私は正気である。 私はあらゆる物事にaikoを見出す一方で、そうして見出されたものを吟味…

aikoは世間が思うほど前髪を切りすぎていない

それは遠い昔、私がまだaikoを熱心に聴いておらず、ヒットチャートをにぎわす有象無象の一人だと思い込んでいた頃、私はaikoに対して、「いつも前髪を切りすぎている女」というイメージを抱いていた。 なんとなく存在を耳にしただけの状態でも、人は有名人に…

aikoとネタバレ

『ハンターハンター』をはじめて読む人と話す機会があった。私のほうは何度も読み返している漫画である。展開から何から熟知している。しかし向こうはまだ何も知らない。完全な初読として楽しんでいるようだ。 こうした場合、ネタバレの誘惑と戦うことになる…

女子大生の聴くaikoに負けた

先日、この日記を読んでいる十九歳の女子大生と話す機会があった。当然のようにaikoの話になったんだが、彼氏とうまくいってない時によくaikoを聴いていたと言われて、勝てないと思った。なんというか、勝てない。リアルさにおいて勝てない。aikoとの関係性…

一人の男がaikoという沼に沈むまで

熱心に音楽を聴きはじめたのは中学生の頃だった。以来、さまざまなミュージシャンと勝手に関係を結んでは勝手に離れることをくりかえしてきたが、その経験から言えば、あるミュージシャンに深くハマる場合、その出会いは激烈でないことが多い。 たとえば、は…