真顔日記

上田啓太のブログ

未分類

ゴリラの定食屋

商店街を歩いていた。アーケードの終わる場所に小さな定食屋を発見した。看板に「こだわり定食」と書かれていた。具体性のなさに興味をひかれた。コロッケなのか、ハンバーグなのか、エビフライなのか? こだわり定食とだけ言われても、まったく内容が分から…

超力水を飲んでいた

運動と筋トレを再開したほうがいい。肉体が衰弱している。最低限の健康に届いていない。骨が軋んで運動不足を思い知らされた。 昔、自動販売機で超力水という飲み物が売られていた。中学生時代の記憶である。力水はチカラミズと読む。われわれは好んで飲んで…

my 屁 , your 屁

ぐう、と腹が鳴った。これは僕の胃袋か? ここは僕の部屋である。当然、これは僕の腹の音だ。考えるまでもない。しかし最近、腹の音が自分のものなのか、判断の付かないことが増えてきた。人体からは日常的にさまざまな音がする。胃袋の音。呼吸音。骨のきし…

もこみもこみち

僕はスターバックスの窓際の席に陣取って、店内の様子を眺めている。たくさんの幽霊がいる。店員の肩には幽霊の腕が絡み付いている。入口近くの客の胴体からは血まみれの顔が飛び出している。丸テーブルの下にうずくまる悲しそうな顔の幽霊もいる。しかし誰…

二〇二〇

僕にはもう、色々なことが分からない。さみだれを漢字で書くことはできる。五月雨。これで、精一杯だ。しかし世の中は令和二年だとか言っている。知ったことじゃない。 昨日の夢を思い出そうとして、記憶と混濁して、判別が付かない。僕の知能は草むらのバッ…