真顔日記

上田啓太のブログ

日記

日記らしい日記は一段落

午前九時起床。午後に外出。近所の服屋の前を通りすぎると墨汁のにおいがした。なぜ? 日記らしい日記を書きはじめて一ヶ月と十日が過ぎた。今回の日記を入れて合計31本。ちょうど一ヶ月分の日数になった。ちょこちょこと空いた日もありつつ、ほとんど毎日更…

ニューバランス

午後、川向こうのスタバに行った。カウンター前に並んだ二人の客が両方ともニューバランスを履いていて、N、N、N、Nというふうに、四つのNが床近くに並んでいた。しばらくすると客はそれぞれ注文を終えて、四つのNも二手に分かれた。 あざやかな緑色の…

パズルゲームの連鎖の快感

前に書いたTwo Dotsを相変わらず進めている。iPadのパズルゲームで、簡単に言えば画面をタッチして同じ色のドットをつなげていくだけのゲームなのだけど、レベルが上がるにつれて色々な要素が増えていって、自分がドットをつなげた後、しばらく連鎖的にドッ…

ブルゾンちえみ

午後、例のごとくコンビニでアイスコーヒー。しかしこの日記、コンビニでコーヒー買ってばっかりだ。日記らしい日記を書くと自分の生活の単調がまるはだかになる。今日は、コーヒーの抽出を待つあいだ、腕をくんで右手の中指で左腕のひじの骨をトントンとた…

他人としての耳

午後に外出。大通りを歩いていた時、向こうから走ってきた自動車の運転手がハンドルをまったく握っておらず、奥歯に詰まった肉の繊維かなにかを必死で取ろうとしていたので、ものすごく不安になった。ただただ直進すればよい道ではあったのだけど。左折ある…

すさまじく小さな葛藤

朝九時起床。夕方に短いジョギング。数日前からはじめた。途中で公園に寄って、鉄棒で筋トレもした。汗を流すと気持ちいい。しかし運動習慣というのは、ほんとに根付かないんだよな。 ただ、日々の運動量によって、起床直後の身体のすばやさは明確に変化する…

運命の浪費

夕方、コンビニでアイスコーヒー。例のごとくマシンの前で抽出を待つ。となりのマシンでは先にいた小太りの男がフラッペを作っていた。しかし私のアイスコーヒーのほうが時間はかからないから、結果として、私のマシンと男のマシンが同時にピーッと完成を告…

ひさしぶりのレジ袋

午前六時起床。快晴。昼に外出。コンビニにアイスコーヒーとミニようかんを買いに行く。まだ日ざしが強い。セミの声一切きこえず。とうとういなくなったのか。この夏最後のセミの声をその時点で判断することは不可能だ。後にならないと分からない。 手ぶらで…

雑念日記更新

ジモコロで連載している雑念日記が更新された。毎回、三本のコラムで合計3000字ほどになる構成。それぞれのコラムの内容は無関係だが、なんとなくバランスは考えている。ちなみに今回は、 ・文字列ループのサイコ感・あいみょんの分裂・どうぶつビスケットで…

初期の台風クラブ

午前二時起床。夜型生活を突き抜けて朝型生活に移行しはじめた。しかし、こうして起床時間を書いていると、こいつどんな生活してんだよ、となるな。毎日すこしずつ起床時間が後ろにずれているだけで、体感としては淡々と安定したリズムではあるのだが。 ひさ…

脳の仕事

このあいだの日記で『金田一少年の事件簿』のことを書いた。犯人の二ツ名を「七番目のミイラ」としていたのだが、翌日、目覚めた瞬間に「七番目のミイラじゃなくて七人目のミイラだ!」と気づいて、検索して確認して修正した。 こういう時の脳の働きかたは不…

金田一少年とニーチェ

夜型生活で終日在宅。日光の存在しない生活だ。深夜一時、まつ毛が抜けて、どこかに消えた。 『ニーチェ―ツァラトゥストラの謎 (中公新書)』と『金田一少年の事件簿』を併読。しかし、この両立はさすがに無理があり、ナンセンスな混合物が脳内に発生。 私は…

さくさくぱんだ

コンビニでホットコーヒーとチョコレートを購入。昨日、三度目のプレッツェルショコラ購入を果たして、さすがに飽きてきたので、今日は目先をかえてパンダのチョコにした。正式には、ファミリーマートコレクションの「かわいいチョコビスケットのさくさくぱ…

真夜中の散歩

午後四時起床。真夜中に散歩。どこかのアパートの窓が開いていて、人の話し声と笑い声がきこえてきた。日本語ではなく英語でもなかった。しばらく注意してきいてみたが、どこの国の言葉なのかは分からないままだった。未知の言語だ。しかし笑い声は笑い声と…

吉岡実『うまやはし日記』

『中原昌也作業日誌』がKindle Unlimitedに入っていたので読み返している。およそ三年半の日記。なんだかんだで読むのは四、五回目になる。種田山頭火の日記も読み進めている。乞食(こつじき)をしながらの旅の記録で、その日の宿の感想をよく書いている。 …

坂の下のコメダ

自宅周辺には三つのカフェがある。それを気分によって使い分けている。川向こうのスターバックス、街の中心にあるスターバックス、そして長い坂を下りた先にあるコメダ珈琲。自宅からの方角は見事にバラバラだが、どれもほぼ等距離にある。上田の脳天にコン…

プレッツェルショコラ

午後四時起床。深夜に町内を散歩。民家の二階のベランダで、白いランニングをきた老人が板にヤスリをかけていた。それは真夜中にやることなのか。歩きながら見つめてみたが、向こうは気がつかなかった。一心不乱に板を磨いていた。 別の民家の窓からは、子ど…

浮くファッション

午後に外出。うらぶれた商店街を歩いていると、向こうから丸いサングラスをかけた若い男が歩いてきた。服装はかっこよかったが、さびれた商店街の雰囲気からは浮いていた。たまにこういうことがある。その人間単体では成立しているのに、状況までふくめると…

秋の予告編

今日はよい天気。暑くもなく、寒くもなく、秋の予告編のようだ。このところ、狂気誘発系の猛暑と、湿度鬱々系の雨の日ばかり体験していたから、今日のような日はありがたい。 夕方、自分のくしゃみの音が他人事のようにきこえた。猛獣の咆哮のような野太い音…

Two Dots の音楽

CIAOPANICの紙のカタログにエッセイを書いた。「住みなれた街に呪文をかける」というタイトルで1200字。数日前に見本誌が届いた。全国の店舗で配布されるらしい。 この二週間ほど、iPadでTwo Dotsというパズルゲームをしている。一面数分ほど。すきま時間に…

映画『犬鳴村』

映画『犬鳴村』をみた。序盤から怪異の大盤ぶるまいで面白かった。惜しみなく幽霊が登場する。カメラを振ることが幽霊登場の合図だ。しかし印象に残ったのは意外と幽霊そのものではなく、不良少年たちが電話ボックスの中で溺死する場面や、発狂した女がわら…

アウトロとイントロ

気温低下。外は雨。部屋着を長そでに変更した。午後、このあいだのコンビニ傘を持って外出。新品のコンビニ傘は美しい。数日前と同じ場所に同じネジが落ちていた。雨に濡れて水滴をつけていた。こうして錆びてゆくのだろう。 大通りに出た。今日はかき氷屋の…

エヴァと杉松

午前十一時起床。夜に短い散歩をした。涼しくなっている。この夜風を待っていた。 この数日で、エヴァンゲリオンの新劇場版四部作を一気にみた。世代的には通っていてもおかしくないのだが、まったくみていなかった。みてみると面白かった。同時に、最後まで…

経過報告

日記らしい日記を書きはじめて、一週間とすこしが経過した。これはこれで面白い。その日認識したものに、さっと最低限の手を加えて文章にしていく。当たり前に作る日々の料理といった感じだ。一回の字数は500字前後に落ち着きそうだが、今後どうなるか。 と…

夏の風はいやらしい

夏の風はいやらしい。そよそよ吹かれて困ってしまう。真夏の自分が薄着だからだ。部屋着のままでコンビニに行く。ヘインズの肌着にユニクロのハーフパンツ、そして足元にはサンダルだ。外気にふれる肌面積が多いぶん、風の感触も強烈になる。クセになるくす…

ミミズの死にざまは常に悲惨

朝九時起床。明快な残暑。ここまで明快だと文句をつける気にもならない。冷房に頼る。 柴田聡子『がんばれ!メロディー』をきいた。2017年の『愛の休日』がすごく良くて、これはその次のアルバム。前作もそうだったが、不思議と情報量の多い音楽だ。難解な音…

川向こうのスタバ

午前八時起床。いやな湿度の日。今日は運動を兼ねて川向こうのスタバに行くと決めていた。徒歩三十分の距離にある。肉体に汗がたまっている。それが流れ出すきっかけを与えるために、習慣として長距離を歩く。私は水門を開くように運動をする。 なんとなく詩…

麻酔とお前があればいい

散歩。近所の温泉の煙突からもくもくと黒い煙が出ていて、本日の風向きを知らされた。すこし歩いて酒造工場の前に出た。酒びんを入れるケースが建物の前に大量に積み上げられていた。この工場が出す音は、いかにもファクトリーという感じがして好きだ。 小さ…

カネモ

コンビニで100円のアイスコーヒーを購入。マシンの前で抽出を待つあいだ、レジに立つ店員をぼんやりながめる。髪を茶色に染めた中年の女で、つむじ付近でかつおぶしのように数本の毛が揺れていた。アホ毛という言葉をひさしぶりに思い出した。中学生の頃、同…

フジロック生配信

午前三時起床。夜型生活が終わって、朝型生活のリズムに移行する寸前の起床時間だ。早朝、一匹目のセミが鳴きはじめる瞬間の声をとらえた。また求愛がはじまった、と思った。しばらく涼しかったが、昨日今日はふたたび暑い。 カネコアヤノをみるべく、昼から…