真顔日記

上田啓太のブログ

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なぜ白髪は一カ所に密集するのか?

私は遺伝的に白髪が出やすい。二十代半ばから出はじめた。その後も順調に増えている。これをどうするかが問題である。 前提として私は美容院に行っていない。長く読んでいる人は知っているのかもしれない。バリカンによるセルフカットで十年以上を過ごしてき…

超力水を飲んでいた

運動と筋トレを再開したほうがいい。肉体が衰弱している。最低限の健康に届いていない。骨が軋んで運動不足を思い知らされた。 昔、自動販売機で超力水という飲み物が売られていた。中学生時代の記憶である。力水はチカラミズと読む。われわれは好んで飲んで…

my 屁 , your 屁

ぐう、と腹が鳴った。これは僕の胃袋か? ここは僕の部屋である。当然、これは僕の腹の音だ。考えるまでもない。しかし最近、腹の音が自分のものなのか、判断の付かないことが増えてきた。人体からは日常的にさまざまな音がする。胃袋の音。呼吸音。骨のきし…

もこみもこみち

僕はスターバックスの窓際の席に陣取って、店内の様子を眺めている。たくさんの幽霊がいる。店員の肩には幽霊の腕が絡み付いている。入口近くの客の胴体からは血まみれの顔が飛び出している。丸テーブルの下にうずくまる悲しそうな顔の幽霊もいる。しかし誰…

二〇二〇

僕にはもう、色々なことが分からない。さみだれを漢字で書くことはできる。五月雨。これで、精一杯だ。しかし世の中は令和二年だとか言っている。知ったことじゃない。 昨日の夢を思い出そうとして、記憶と混濁して、判別が付かない。僕の知能は草むらのバッ…

感情のイモ掘り遠足

この一年で、以前は聴けなかった音楽が聴けるようになった。Apple Musicを本格的に使うようになったことも大きいのかもしれない。適当に古いヒット曲を聴いてみると、昔はスルーしていた曲に強く感情が反応するようになっている。 たとえば、MINMIが聴ける。…

「アルティメット」というスポーツがあるらしい

大学時代、知り合いが「アルティメット」という競技をやっていた。どんな競技かは知らない。詳しく聞いたわけでもない。 「おまえ、何のサークル?」「俺、アルティメット」 それ以上の記憶がない。「そういう競技があるんだ」と言われて、「へえ」と答えて…

地球のことが心配なら、まず踏むのをやめろ

今日はヒマだったので地球の気持ちになって考えていたんだが、やはり、自分のことを踏んでいるやつらが自分のことを心配していたら、「まず足をどけろよ」と感じると思う。地球を守ろう、地球にやさしくと言っているやつらが、自分の上をドタドタ走りまわっ…

根本的なかんちがい

小学生のとき、一人のクラスメイトがランドセルを忘れて登校してきた。なにも背負わずに教室に入ってきて、みんなに指摘され、あーっ!と言っていた。当然、その日はいじり倒されていた。私もゲラゲラ笑っていた。 しかし高校生の冬、私は制服を着るのを忘れ…

パーフェクトな酔っぱらい

先日、大阪の十三(じゅうそう)に行ったときのこと。 十三というのはいわゆる飲み屋街なんだが、一人で駅前を歩いていたとき、典型的な酔っぱらいサラリーマンを見かけて、すごく良かった。私は典型的なものを見るとテンションが上がってしまうたちだから、…

aikoにとって言葉とは何か?

「あたし」の身体に「あなた」の言葉が侵入してくる。それがaikoの歌詞世界である。aikoにとって、言葉は器用に使いこなすことのできる便利な道具ではない。言葉があまりに強く肉体と結びついているからだ。『LoveLetter』の歌詞を見よう。 何度も何度も何度…

ゾンビとタフグミ

深夜のコンビニは人の思考を停止させるのか。それとも、たんに私の問題なのか。真夜中にコンビニに行くときの自分は非常にぼんやりしている。感情が茫漠としている。ほとんど死んでいるも同然である。そのありようはゾンビの近似値だ。 ゆえに、予想外のこと…

歩きスマホの人間は、あかんぼのように周囲を信頼している

歩きスマホをする人々がいる。社会問題にもなっているようだ。しかし私は、怒りよりもおどろきのほうが大きい。何におどろくかといえば、世界への圧倒的信頼感におどろくのである。私はあそこまで周囲のすべてを信頼できない。 とくにすごいのは、スマホの画…

aikoとゴリラの雪どけ

ゴリラの問題は終わったと思っていた。それは過去のことだったはずだ。aikoとゴリラの綱引きは終った。私はもはやaikoとなった。それでよかったはずだ。しかし今ふたたび、ゴリラが問題としてせりあがってきている。aikoとゴリラの綱引きは終っていなかった…