ナゾの激ヤセに論理で立ち向かえ
2010/09/07
短期間のうちに3kgも痩せたことでしばらくアタフタしたが、そこはこの上田という男、身体はヒョロくとも頭脳は明晰である。なぜこんなにも痩せたのか、ウンウンうなって考える。絡まりあった因果の迷宮を、論理のランプで照らしだす。推論、検証、帰納に演繹、あまたの思考ツールを駆使し、ついにわが頭脳はひとつの結論をはじきだした。
私が痩せたのは、食生活のせいである。
明晰な頭脳がはじきだした凡庸な結論に、頭脳もポンコツなのではないかと不安になるが、そこはグイとこらえて、このところの食生活について考えた。おもえば、京都に来てからというもの、ずいぶんと食べる量が減っている。以前は定食屋でトンカツなどをたいらげることもしばしばだったが、今はコンビニでおにぎりを一個買って満足している。よく食うヒョロヒョロから食わないヒョロヒョロに変化したのだ。
また、昔はお菓子をたくさん食べており、コンビニに行くと「甘いの」「辛いの」「渋いの」をひとつずつ買っていた。コアラのマーチ(甘いの)、ポテトチップス(辛いの)、芋けんぴ(渋いの)なんていう組みあわせは定番だったし、胃袋のきもちも考えずドカ食いしたものだ。
土地が変わると習慣も変わるのか、いつのまにかそんなトライアングル・メソッドはなくなり、かわりに採用されたのが「チョコレートのでかい袋を買っておく」メソッドだ。これは、小さなチョコがたくさん入った袋を冷蔵庫に常備しておき、お菓子を食べたい気持ちがやってきたら、一粒だけ取りだして前歯でカリカリ食べていくメソッドである。
貧乏性を体現したようなメソッドにかえた結果、一日に食べるお菓子の量は3袋から3粒になった。食事はおにぎり1個でお菓子はチョコレート3粒。飽食大国ニッポンで、自分だけ戦後まもないムードになっている。こんな食生活を送っていれば痩せて当然。竹槍の似あいそうなボディになるわけだ。
さて、わが明晰な頭脳は、「痩せたのは食生活のせい→たしかにあんまり食べてなかった!!」という、非常に明確でわかりやすい、アホみたいな結論をはじきだした。今回の教訓は「食わなきゃ痩せる」である。そして、それを裏返せば、「食ったら太る」ということになる。これを利用すれば体重を戻せる。さっそくチョコレートを出して食べはじめてみたが、5粒ほどで腹いっぱいになった。
ハムスターレベルの食欲になっている。
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