真顔日記

上田啓太のブログ

邪魔をするネコしないネコ

ネコに作業の邪魔をされたくない場合、小部屋の入口のカーテンを引く。これだけでもけっこう効果がある。ネコによって対応は違うが、中が見えないのが怖いのか、入ってこなくなることが多い。

もちろん図太い野郎の場合は、行きつけの店ののれんでもめくるかのように、気軽にカーテンを押しのける。たとえば影千代は図体がでかく神経も図太い。人は常に自分のことを求めており、自分の来訪はあらゆる状況において歓迎されると確信している。

ある日の影千代の邪魔しぶりである。

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そこに手をやられると邪魔だという位置に見事に手を置くわけだ。

こうなると、私は即座にあきらめて写真撮影を始めることになる。

ロングで撮ったりする。

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もはや読んでいた文章のことは頭から消えており、いかにしてこの邪魔されぶりの全体像をおさえるかに意識が移っている。

しかし、先ほど書いたように影千代のような図太いネコは例外である。他のネコたちは非常に遠慮がちになる。おそるおそる中をのぞくようになる。カーテンで隠されるだけで、いつもは平気で入っている部屋が未知の空間になるらしい。

このあいだの夜は怖かった。ふっと後ろを振り返った瞬間、こんな光景が目に入ってきた。

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ちょっとしたホラーだった。それなら、図太く中に入ってきてほしい。平気で机に飛びのってきてほしい。いつから見られていたのか、どんな気持ちで私の背中を見つめていたのか、それを思うだけでも怖ろしくなるんで。