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真顔日記

上田啓太がいろいろ書くブログ

これはネコのあご置き棒なのか?

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図書館で借りた本を机に積んでいたんだが。

小部屋に行ってみると、セツシが枕がわりにして熟睡していた。

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文字の読めんネコからすりゃ、本などただのあご置き場ということか。

気持ちよさそうだったので放置しておいた。読むつもりだったんだが仕方ない。しばらくは枕として頑張っていただきたい。

セツシは何かにあごを置くのが好きなようだ。微妙にあごがしゃくれているからかもしれない。受け口というのだろうか。クッションのふちに置いたり、ネコタワーのへりに置いたり、常にあご置き場を求めている。あごを持て余しているんだろうか。

もちろん、アントニオ猪木のような圧倒的で鋭角的なあごを持っているわけではないが、志村けんが変なおじさんを演じるときぐらいには出ている。

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アイーン的なポージングになっているが偶然である。

我々はすでにそういうネコだと受け入れているから、何にでもあごを置きなさい、好きにしなさいと思っているんだが、以前さすがにこれはどうなんだと思ったことがある。その時は一本の棒にあごを載せていた。

三十一歳女性は『ねこのきもち』という雑誌を購読しているんだが、それに付録としてついてきたもので、組み立ててクッションをいれると簡易ベッドになるものだった。目新しいものが来るとすぐに使ってみるのがネコという生き物だから、届いた初日、組み立てられると同時にセツシが中に入り、そこで眠りはじめたのである。

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これは訳が分からなかった。

この棒は本当にあごを置くための棒なのか。『ねこのきもち』と銘打っているほどの雑誌だから、ねこのきもちを知り尽くした人が作っているんだろうし、あご置きとして想定されてるのかもしれんが、どうもよく分からない。 

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残りの二匹は我関せずで熟睡している。

「これ、使い方合ってるのかな?」
「さあ」
「セツシだけだよね? こんな使い方してるの」
「しっくりきてるし合ってんじゃないの?」
「ほんと? あご置くの想定されてるの? あご置き棒なの?」
「あご置き棒なんでしょ、たぶん」
「あご置き棒なのかなあ……」

我々は正面から撮り、右から撮り、左から撮りというふうに、ひたすらシャッターを切った。最後はシャッター音で起こしてしまった。 

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自信満々だったので、あご置き棒なんだと思います、おそらく。