真顔日記

上田啓太のブログ

チンゲンサイとの初対面

昼から鍋を作った。具はもやし、豚肉、えのき、チンゲンサイ。

今回の主役は、なんといってもチンゲンサイだった。私とチンゲンサイは初対面みたいなものだからである。もやし、これは慣れ親しんでいる。えのき、気のいい幼なじみ。豚肉、二人で肩組んで写真撮れるほどの仲。

しかし、チンゲンサイは一度も手にしたことがない。だから面白い響きの野菜としか認知していなかった。チンの二文字で始まるのはずるい。面白いに决まっている。反則すれすれのネーミング。そして三文字目が「ゲ」。まったく、笑いを取るためなら何でもありかと思わされる。

まないたにのったチンゲンサイは、普通の野菜だった。緑色の大きな葉っぱ、黄緑のシャキシャキした茎。包丁を入れたときも驚くような感触はない。鍋にいれるとそれなりに個性を発揮していた。あくまでもそれなりに。名前のインパクトほどの印象を残したとは言えない。夏の野菜番付では選外となること必至である。

しかしまだ一回だけだ。何度か付き合っていくうちに、チンゲンサイ独自のよさも見えてくるかもしれん。次に会うのがいつになるかも分からんが(チンゲンサイ料理をホイホイ思いつくほどのスキルはない)、徐々に親睦を深めていきたい。同居人は「チンゲンサイはどこまでいってもチンゲンサイでしかないよ」と言っていたが。