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真顔日記

上田啓太のブログ

梱包材のプチプチでネコたちが遊んでいた

思わず潰したくなるものといえば梱包材のプチプチだが、人間にとって魅力的なこれはネコでも同じであるようで、梱包材を目にするとネコは見事に大喜びとなる。

今日、三十一歳女性が注文していた荷物が届いたのだが、そこに梱包材が入っていた。さっそくネコは二匹して遊びはじめた。ちなみに届いたのは三十一歳の購入したネコグッズなのだが、それは無視して梱包材のほうで遊びはじめるのだ。このあたりの無邪気な残酷性は本当にどうかと思う。思ったところでどうにもならないんだが。

さて、人間と違い、ネコに指なんてものはない。プニプニした肉球しかないし、あれじゃあ梱包材のプチプチには太刀打ちできない。なので、梱包材で遊ぶといっても、ひとつずつ潰していくという神経症的な遊び方にはならず、とりあえずダイブして後はどうにでもなれという非常に雑な遊び方になる。

はじめは初音と影千代で仲良く遊んでいた。梱包材の内部でもみくちゃになっている。はためには不毛な泥仕合にしか見えないがネコ的には楽しいのだろう。相手の首を甘噛みしたり、肉球で破壊力のなさそうなパンチを繰り出したりして、イチャコラしているのだ。

しかし盛り上がりも長くは続かない。すぐに影千代が暴走し、初音はうんざりしたように距離をとる。よくあることである。たいてい影千代がやりすぎて初音が冷めるのだ。

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こんな状況である。

初音はすでに去ろうとしている。うしろの梱包材の中に見える黒い影が影千代である。影千代は一匹になろうとお構いなしで遊び続ける。へたしたら、初音がいなくなったことに気づいていないのではないかというほど、高いテンションが維持されている。マタタビやってないのにこれだもんな、と思われる。

初音は遠巻きに眺めている。その表情はドライの一言である。

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「こいつ、いつまでやってんの」という顔である。

その視線の先にこんなのがいる。

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なんだか分からないが、迫力だけはあった。