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真顔日記

上田啓太のブログ

部屋が寒いとMacBookAirは充電できない

MacBookAirが充電できなくなった。

朝起きたらいきなりである。昨日までは普通に充電できていたのに、電源コードを差し込んでも充電ランプが点灯しない。悲しいほどに点灯しない。もちろん画面のバッテリ表示も「充電中」にならないし、ウンとスンともいわないし、朝から心が折れそうになったことよ。

調べてみたところ、寒いと充電できないことがあるらしい。私の住む2畳の小部屋は古い家にプレハブみたいな形で増築されたものだから、冬になると外と変わらないほど冷える。プレハブ型の巨大冷蔵庫に住んでいるようなものである。その結果、こんな事態になったというわけか。

パソコンを温めなくてはいけない。

そう考えた私が思いついたのは、コンピュータに負荷をかけて熱を生じさせる方法だった。負荷のかかる作業といえば動画の再生である。さっそくパソコン内にある高解像度の動画を再生してみた。見知らぬ男女が動物的な行為に及んでいる動画である。音が出るとまずいので消音モードで再生した。

しばらく再生すると、コンピュータが温まったようで、オレンジ色の充電ランプがついた。やはり寒さが原因だったのだ! 作戦成功に大喜びである。画面ではあいかわらず男と女が生まれたままの姿でスポーティーな動きをしていた。充電成功を祝福しているかのようなテンションであった。

対処方法は分かった。しかし、これから毎朝、部屋に入ると同時に全裸の男女が本能をむきだしにしている動画を再生するのはどうなのか。そんなふうに一日を始めて、ひとりの人間として胸を張れるのか。

翌朝も充電できない状態だったが別の方法を試すことにした。内側からじゃなく外側から温めてみる。電気ストーブをMacBookAirに近づける作戦である。これもうまくいった。五分ほどで無事に充電ランプが点灯したのだ。寒さが原因だから温める方法はなんでもいいようだ。

解決したからいいが、バカバカしい気持ちは拭い切れない。これから毎朝、電気ストーブを近づけたり、性的な映像を流したりする必要があるのか。どれだけ手のかかるパソコンなのか。いっそ、ヒナ鳥を暖めるように、布団にいれて寝ればいいのかね。