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真顔日記

上田啓太のブログ

着る毛布グルーニーで冬も余裕です

着る毛布グルーニー』がヤバい。

異常にヌクヌクして、今年の冬は暖房がいらないんじゃないかと思っている。

冬の電気代を抑えたかった

「このままじゃ冬を乗り切れないからね!」

前歯をシャーと出して三十一歳女性が言った。私が転がりこんで三度目の冬。過去二回は冬の電気代がシャレにならない額だった。私が小部屋で暖房を効かせ、三十一歳女性は居間でストーブを使う。それとは別にコタツもある。電気代ははねあがり、(光熱費を払っている)三十一歳女性の財布に襲いかかっていた。

「今年はできるかぎり暖房を使わないよ!」

そう宣言した三十一歳が楽天で注文したのが『着る毛布グルーニー』だった。

これがグルーニーです

名前からだいたい想像ついていると思うが、どんなものか見てほしい。

これである。まさに着る毛布、それ以外の何物でもない。

私の顔がすごく偉そうなのは、グルーニーを手に入れた優越感からだ。気にさわったら申し訳ない。

グルーニーを着ると電気ストーブが不要になった

グルーニーを着ているだけで冬ということを忘れる。格好こそ馬鹿みたいだが、異常な保温力で身体から出た熱を逃がさない。届いて数日で、グルーニーなしの生活は考えられなくなった。

小部屋では電気ストーブを使っていたが、グルーニーを着ているとストーブを付けなくても暖かい。もっと早く出会っていたかった。電気代がかなり違っていただろうし、三十一歳女性の機嫌も違っていたのではないだろうか。

ちなみに、脱ぐと普通に毛布として使える。

寝転がっても偉そうなのは、グルーニーを手に入れた優越感からである。

オレンジ色は似合わないのでやめたほうがいい

最後にひとつだけ。私が着ているのはバヤリースも顔負けの鮮やかなオレンジ色だが、これ以外にも色はたくさんある。三十一歳女性が私にオレンジを選んだので、こんなことになっている。本人は紺色のシックなものを注文していた。

「いちばん似合いそうにない色だったからね」

オレンジ色を選んだ理由を、三十一歳はそう述べた。

こういう冷ややかな嫌がらせも、グルーニーは暖めてくれます。