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真顔日記

上田啓太がいろいろ書くブログ

読者の方から花見に誘われた

居候生活
上田さんは京都のどのあたりに住んでるんですか? 僕は西陣のあたりに住んでいます。4月に友人がお花見を計画しているのですが、上田さんも、よかったら三十一歳女性を誘って一緒に参加しませんか?

お誘いありがとうございます。

驚いたことに我々も西陣の近くに住んでおります。これは奇妙な偶然であり、まるで神が私とあなたを引き合わせたかのような非常に運命的なものを感じております。ぜひ四月の花見にもお伺いしたいところですが、三十一歳女性にこの旨を伝えたところ、

「無理」

の二文字で片付けられました。そこに一切の迷いはありませんでした。「花見」という言葉が出たあたりで、カブセ気味に無理と言われました。電光石火で拒絶されました。

三十一歳いわく、「花見を計画するような人間はすごく社交的」であり、社交的な人間とは関わりを持ちたくないそうです。みんなで集まって花を見ながら酒を飲むことを純粋に楽しめるような人種とは何度生まれ変わっても分かりあえないと、前歯をシャーと出しながら怒り気味で言ってましたので、申し訳ないですがお断りさせていただきます。

そもそも、三十一歳女性というのは森から降りてきた熊のようなところがあり、ひどく人間に怯えている。そして、怯えは得てして攻撃性に変わるものです。そうなると、せっかく誘っていただいたのに、三十一歳が前歯であなた及びあなたの友人を殺戮していく可能性もありますし、そしたら私は三十一歳のためにあなたがたの死体を桜の木の下に埋めます。あなたがたは、真顔日記の気狂い二人を誘ったばかりに、都市伝説の一部となって桜の木の下で永遠の眠りにつくことになります。

ということで、このたびのお誘い誠にありがとうございました。どうか当日は、我々のかわりに、一本の細長いヒモとおじいちゃんの入れ歯の前歯部分だけを置いて、お花見をお楽しみください。

 真顔日記代表:貧弱ヒモ野郎 記