真顔日記

上田啓太のブログ

もうテレコという言葉から逃げない

関西人は「テレコ」という言葉を当然のように使う。これは以前から思っていた。知り合いの関西人も使うし、関西芸人のトークを見ていても普通に出てくる。いちいち意味を説明する必要のないほど浸透しているようだ。しかし、私はずっと意味を知らなかった。 …

グミの脱落

長いことグミを噛んでいない。 最後にグミを食べたのは小学生か中学生にまでさかのぼるのではないか。今でも食べる菓子がある一方で、食べなくなった菓子がある。芋けんぴは今でも食べる。ポテチ類も今でも食べる。ポッキーやプリッツや板チョコも食べる。な…

aikoが「好きだけじゃ済まなくなりそう」と言い出した時の、まだ変身を残していたのか感について

長いタイトルがそのまま今回の要約である。 今日も日常におけるひとつの所作としてaikoを聴いていたんだが、『秘密』という曲でaikoが「なんだか好きだけじゃ済まなくなりそうで」と歌っているのを聴いて、あらためて衝撃に打たれた。 はじめにみなさんに知…

ハーゲンダッツは登山である

同居女性がハーゲンダッツを買ってきた。スーパーの商品券を使ったらしく、私の分もあるという。これは嬉しいニュースである。さっそく大喜びで食べた。しかしこのハーゲンダッツが変化球のものだった。後半でプリンの汁が出てきたのである。 「いやカラメル…

ろうきんからのお知らせが脳筋からのお知らせに聞こえた

「ろうきんからのお知らせです」 コンビニの店内でそんな音声が流れていた。調べてみると、ろうきんというのは「全国労働金庫協会」の略らしい。 しかし私には「のうきんからのお知らせです」に聞こえた。脳筋からのお知らせである。こちらは調べるまでもな…

オッサンのハゲ頭的無意味

同居人と地下鉄に乗った。そして気づいたのは、私と同居人は一緒にいても注目しているものがぜんぜん違うということだった。 同居人はファッションが好きなので、乗客の服装に注目している。あの着こなしはいいとか、よくないとか、考えているようだ。一方の…

ネコを預かることになった

「ネコ預かることになったから!」 同居人は、会社から帰ってくるなり興奮ぎみで言った。秋のはじめに汗だくだった。前歯に「号外」と書いてある気がした。 詳細をきいた。ネコの保護活動をしている友人に頼まれたらしい。その友人が生後三ヶ月の子ネコを保…

美容師が悟りをひらくとどうなるか?

十年前、まだ美容院に行っていた頃のこと。 その美容院は大きなところで、数十人の美容師が在籍していた。だからなのか、ランク制をとっていた。いちばん下っ端は普通のスタイリスト、すこし偉くなるとトップスタイリスト、その上にはサロンディレクターがい…

ポケモンGOからツムツムを経てぷよぷよに辿りついた女

今年の夏、私は半ズボンにTシャツという姿で居間に寝ころがり、『ドラゴンボール』の魔人ブウ編を読みながら「ミスターサタン最高だな!」と言っていた。 「小学生か!」 同居人に言われ、掃除機のさきっぽで身体をガスガスやられていた。 「邪魔だよ!」 …

ネコの動画に入る飼い主の恥ずかしい声

うちのセツシは返事をしてくれるんですよ! いきなり元気いっぱい馬鹿まるだしで申し訳ない。どうもネコを語ると馬鹿がまるだしになる。しかし事実なのである。名前を呼ぶと、かなりの確率で「ニャッ」と返してくれるのだ。これにわれわれは興奮している。 …

モナカの自己評価は高すぎる

近所のスーパーで買い物していた。「小物アイス特売」と書かれたコーナーにピノなどが大量に放り込まれていた。ようするに箱型のアイスと区別して百円弱のものを「小物アイス」と言っているんだろうが、「小物」という言葉は自然と「大物・小物」のニュアン…

Jリーグガムの悲劇

小学生の頃、Jリーグガムというものがあった。ガムはペラペラの薄いものだが、サッカー選手のカードが一枚入っている。それを楽しみに購入する。カードが本体でお菓子はオマケと揶揄されるようなものだ。私と弟はそれを集めていた。 ある時、学校から帰って…

オカムラの10万円のイスにすわる居候

私は10万円のイスに座っている。小部屋ではずっとこのイスだ。 この家に転がりこんですぐに自分で買った。まだバイトの貯金があったからだ。100%自費購入。だから誰にも文句をつけられる筋合いはない……のだが、居候なのに10万円のイスに座っていると…

なんでもゴリラにするのやめて!

同居女性が卵のパックの開けかたを勘違いしていた。十個入りのプラスチックの容器、あれは片側をピーッと引っ張れば綺麗に開くんだが、それを知らなかったのだ。 だから毎回、力ずくで開けていたらしい。逆側に「ここを引けば開きます」と書いてあるのに、プ…

「コンビニに抱かれる」という斬新な枕営業

「見たよ、真顔日記」 同居人に言われた。向こうからこのブログが話題にしてくるのは珍しい。ネコの話を書くと「よくやった」と言われるが、それ以外で言及されることは少ないからだ。 聞くと、記事の反響の大きさにウケたらしい。先日の「セブンイレブンを…

人の集まるところを「都会」と呼ぶ習慣について

京都の人々は、四条河原町のことを「都会」と呼ぶ。 といっても、根拠は数人なんですが。 京都を知らない方のために説明しておくと、四条河原町は四条通りと河原町通りの交わる場所で、京都でいちばん人が集まるところ。つまり京都の「中心」である。京都駅…

セブンイレブンを想いながらファミリーマートに抱かれる

近所にセブンイレブンができた。 といっても、家からは微妙に離れており、最寄りのコンビニではない。それでも生活圏ではあるから、オープニングセールに行ってみたんだが、これが予想以上に大きい店舗だった。たまに郊外で見かける駐車場が異常に広いコンビ…

飼いネコの正体が稲川淳二だった

うちの影千代は毛が長い。いわゆる長毛のネコというやつだ。なので顔まわりの毛を押さえこむだけで雰囲気がかわる。長髪の男が短髪にしたような変化と言えるだろうか。柔らかい印象から、キリッとした印象に変化する。 なので我々は、影千代はおっとりしてい…

ストロングゼロは本当にストロングスタイルでブン殴ってくる

私は基本的に酒を飲んで文章を書くことはない。しかし昨夜はチューハイ(ストロングゼロ)を一缶あけた状態で文を書いたようだ。自分のことなのに推定口調なのは記憶が曖昧だからである。テキストファイルに見慣れない一文が残っていた。こんなふうに書いて…

バニラのにおいがするタイニーな女の子には勝てない

aikoの初期に『二時頃』という曲がある。男といい感じになったのに、その男には本命の女がいたという歌である。まだ初期だから歌声に濁りがある。とくに最後、aikoは「思ってくれたかな」を「オボオてくれたかな」と歌っている。そこでいつも心を持っていか…

直木三十五と山本五十六の共謀

世間で話題になる文学賞といえば芥川賞と直木賞。芥川賞は芥川龍之介、直木賞は直木三十五の名を冠しているわけだが、芥川龍之介にくらべると直木三十五という文学者の知名度は低いように思う。私も小説を読んだことはない。 ただ今回はそれ自体はどうでもよ…

ネコに本体を見つけられた

うちの影千代はにおいフェチである。とにかく人間のにおいがたまらんようだ。人の股ぐらに頭をつっこんで激しく呼吸する癖がある。これは最低の癖だと言えるだろう。私の股ぐらに頭をつっこんだまま、鼻先をぐりぐりと押しつけて、「フンスッ!フンスッ!」…

BOØWYのマリオネットのバンブーズルについて

発作的に聴きたくなって、BOØWYのベストアルバムを借りてきた。中学のときに聴いていた一枚だ。もっとも、リアルタイムに聴いた世代ではなく、解散してから後追いで知っただけで、しかもこの『THIS BOØWY』を聴いたことがあるだけ。だからいちばん好きな曲は…

一本の棒と戦いつづけるネコ

ネコの性格もさまざまである。おっとりしたネコもいれば、元気なネコもいる。ケンカ早いのもいれば、平和主義者もいる。 うちのセツシは暴力的である。とにかくオモチャを乱暴に扱って駄目にする。この家には先代の毛玉から、初音、影千代と使われてきたオモ…

人をダメにするソファを買うまでもなく!

同居人が「人をダメにするソファ」に興味を示している。正式名称は知らないが、この呼び名で有名なものである。私も聞いたことがあるくらいだから相当だろう。 「買おうよ、あんた五千円だけ出してよ、残りはあたしが出すから」 人をダメにするソファはそこ…

豚肉不在のクックドゥについて

珍しく自炊ブームが訪れている。ブームと言っても数日である。しかも計画性がない。だから何を作るかはスーパーで決める。今日も店内をうろつきながら考えた。クックドゥでホイコーローを作ることに決めた。 そもそもクックドゥをみなさんは知っているのか。…

家から5分の金閣寺について

京都というのは言わずと知れた観光都市である。私が住んでいる家など、歩いてすぐのところに金閣寺がある。あの金閣寺である。みなさんが想像されたとおりの金閣寺。足利義満の道楽の産物。あれが徒歩5分の距離にある。感覚としてはコンビニくらいの距離感…

ネコの鳴き声は多様である

ネコの鳴き声は多様である。 ミケシは美猫だが、声はアホまるだしである。「ホワァ」という間のぬけた鳴きかたをする。アホの坂田と同じ発声法だ。しかも、ある状況において間のぬけた声を出すのではなく、あらゆる状況において間のぬけた声をだしている。人…

はてなブログという爽やかな鬼畜

数カ月前、はてなブログからメールが来た。「ブログの過去記事を振り返ってみませんか」という提案だった。私だけでなく多数のユーザーにまとめて送信しているらしい。しかしこれが変だった。メールの題名が以下の通りだったのである。 1年前のブログ「熱い…

ネコの跳躍にキュッとなる

ネコは平気で人のきんたまを踏む。 夏場の私は半裸である。もちろん家での話である。パンツ一枚がスタンダードである。その状態で小部屋の椅子に座って文章を書いている。コンピュータと向き合う原始人といった感じである。これについてはそういうものだと受…