真顔日記

上田啓太のブログ

ハイテンションCM無限ループという現代の地獄

出典:Amazon このあいだ、スーパーの惣菜コーナーにいたときのこと。小型のスピーカーが設置されており、音声コマーシャルが流れていた。餃子のCMだった。家族で食卓を囲んでいるという設定らしい。子供役の声優が絶叫していた。 餃子、おいし~~~~~…

カラスという黒いチンピラについて

いつもの通り道に細い路地がある。たまに塀の上にカラスがとまっていて、そんなときは通りすぎるのに緊張する。私はカラスとタイマンして勝てる自信がない。とくに路地のような狭いところでは。だからできるだけカラスと目を合わせないように、存在感を消し…

キャッチーなメロディをすぐに口ずさんでしまう

aikoの『恋をしたのは』がずっと頭のなかを流れている。『聲の形』という映画の主題歌になっていた。これがずっと流れている。そして頭のなかを流れるメロディは口に出されることを求めるので、私は小部屋でずっと歌っている。もっとも、「あ~あ~あ~あ~…

近所に大戸屋ができてほしいという祈りにも似た気持ち

私はほとんど自炊をしない。だから近所にある飯屋で日々の食事が决まる。これは同居人もそうである。行きつけの飯屋を五つほど用意して日々をまわしている。そんな食生活である。 しかし近所にふつうの定食を食べられる店がない。中華、牛丼、カレーはある。…

チューリップのサボテンの花

一年ほど前に『岬めぐり』という曲のことを書いたんだが、それ以降、けっこうな数の人が曲名で検索してこのブログに来ている。昭和の曲だから、あまりネットに情報がなかったのかもしれない。私のブログにまともな情報はないがいいのか。そんな心配をしなが…

談話室におけるネコたちのガールズトーク

ネコというのは、気温に敏感に反応する。だからネコを飼っていると、季節のうつりかわりをネコのねむる場所で気づくようになる。木々の色づきでも、風の香りでもなく、ネコの寝場所である。風情があるのかどうなのか。 夏、ネコたちは個人主義者である。それ…

説明不能の笑いのつぼについて

同居人が問診票に色々と記入していた。会社で健康診断があるという。私は物珍しさで見ていた。すると「よく食べるもの」の欄に、同居人は「アメやチョコなど」と書いていた。それで私は笑いがとまらなくなった。自分でも何がつぼに入ったのか分からないんだ…

テクノロジーがアホらしさを産み落とした瞬間

最近、同居女性のスマホが妙に鳴る。ピンポーンという明るい音だ。ニュース記事を読むアプリを入れたらしい。あたらしい記事が配信されたときの通知音だという。このあいだも鳴っていた。 へえ、と思って画面をのぞくと、ズラッと並んだ記事のいちばん上に、…

日常と動物

大学生のとき、馬が構内を歩いているのを見たことがある。大学に馬術部があったからだろう。人が乗っており、ゆっくりと歩いていた。あれは面白い光景だった。動物というのは写真やイラストで見ることが多いから、実物を見るとそのサイズ感におどろく。馬は…

動物の鳴き声番付2016冬

動物の鳴き声にも色々ある。今日はどの鳴き声が好きかを考えていた。 パオーンはかなり良いと思った。好きな鳴き声という言葉から即座に連想されたのはパオーンである。ゾウという動物自体には思い入れがないのに、パオーンだけは特別だ。パピプペポが入って…

スタバでaikoを聴いていたら隣にaiko的世界が生まれていた

スタバでaikoを聴きながら文章を書いていた。これは単なる私の日常である。 隣の席には高校生カップルが座っていた。問題集をひらいて二人で勉強している。これもよくある光景だ。なので私はとくに気にせず、aikoを聴きながら文章を書き続けていた。 集中し…

ネコは鼻ありきの生き物である

ネコは鼻で世界を認識している。観察しているとそう感じる。人類は目に依存しているが、ネコは鼻に依存している。鼻ありきの生き物だと言っていい。人類は「とりあえず見る」が、ネコは「とりあえず嗅ぐ」のである。 このあいだ、部屋のプリンタの位置を変え…

パン屋のおばさんにオシャレな問いかけをされた

現在、私の右ほほには傷がある。 誰かとケンカしたわけではない。飼いネコに引っかかれたのである。抱きかたがまずかったのか、ネコが落ち着かないようすでピョンと飛び降りようとし、私のほほに爪をたてたのだ。マンガでしか見たことのないような分かりやす…

「SMAPさん」という呼びかたに違和感をおぼえた

はじめに、「さん付け」するか否かに関する個人的な感覚を書いておきたい。 ・知人を呼ぶときは、さん付けする・しかし仲良くなれば、さん付けしない ・有名人の名前は、呼び捨てにする・しかし有名人でも知り合いならば、さん付けする ・歴史上の人物には、…

飼いネコが増えるにつれて変化したこと

数年前は1匹だったネコが4匹まで増えている。同居人があちこちで拾ってくるからである。さすがネコ狂いである。だいたい年に1匹のペースで増えている。そのたびに微妙な心理変化がある。なので今日は、「ネコが増えることで飼い主の心理はどのように変化…

もうすぐ潰れるブックオフで買うと無神経に見えるマンガ30選

以前、ブックオフに行ったら数日後に閉店するタイミングだったことがある。店内には閉店を告げるナレーションがえんえん流れていた。やはりしんみりしたムードになる。店員の男がかぼそい声で接客してきた。しかし私は、『ドカベン』の文庫版を20冊まとめ…

自分のアイコンに自分でムカつきはじめた

このアイコンを長いこと使ってきた。 ブログのプロフィール画像に使っている。ツイッターやフェイスブックでも使っている。寄稿記事でもアイコンをくれと言われれば差し出している。普段から読んでくれている人は見覚えがあると思う。大昔にブログ開設と同時…

ゼロという数字の特別なかっこよさについて

少年はゼロという数字を好む。その理由を考察したい。ひとまず自分の子供のころのエピソードで始めるが、一般化できそうだと考えている。少年期の私がどのようにゼロという数字を好み、憧れ、惑わされていたか。まずはそこから始めよう。 子供のころ、ひとつ…

もはや細長い二文字ではないのか

とうとう電気代とガス代とネット代を払うことになった。半年前からネットのあちこちで記事を書くようになり、収入が増えたからである。同居人に「払え」と言われた。それはもうシンプルに言われた。同居人の要求はいつもシンプルだ。 「払えるでしょ、払って…

雨の日はナメクジの裏側ばかり見せられている

雨の日、小部屋の窓にナメクジがはりついていた。といっても、室内にいるわけではない。窓をはさんだ向こう側にはりついている。それが視線の先にある。小部屋でパソコンに向かいながらナメクジの裏側を見る。ディスプレイから顔を挙げるたびに、同じような…

「うんここじらせ男子」という存在がいる

現在、私とうんこの関係がこじれてきている。 過去に前例のないほどに、こじれてきている。 いや、真面目な話なんですが。 この記事では、「うんこをこじらせる」とはどういうことなのかを説明したい。はじめに言っておくと下ネタではなく、笑いというものに…

女の胸を「バスト」と呼んだ時のすさまじい中年くささ

ネットを見ていたらバストアップの広告が表示された。それで思ったのは、女が胸を大きくしようとする場合、いまだに「バスト」という言葉が普通に使われるということだった。そこに違和感はない。バストアップにかぎらず、女性誌では「バスト」という表現が…

レンタルCD屋でビーフジャーキーをすすめられた

近所のレンタルCD屋に行った。最近の自分は時代の流れに逆行してCDを借りているからである。今日はインディー系の洋楽を借りると決めていた。気になっていたアルバムを三枚借りた。ベックとウィルコとアヴァランチーズ。 ウィルコというのはアメリカのバ…

もうテレコという言葉から逃げない

関西人は「テレコ」という言葉を当然のように使う。これは以前から思っていた。知り合いの関西人も使うし、関西芸人のトークを見ていても普通に出てくる。いちいち意味を説明する必要のないほど浸透しているようだ。しかし私はずっと意味を知らなかった。 今…

グミの脱落

長いことグミを噛んでいない。最後にグミを食べたのは小学生か中学生にまでさかのぼるのではないか。今でも食べる菓子がある一方で、食べなくなった菓子がある。芋けんぴは今でも食べる。ポテチ類も今でも食べる。ポッキーやプリッツや板チョコも食べる。な…

aikoが「好きだけじゃ済まなくなりそう」と言い出した時の、まだ変身を残していたのか感について

長いタイトルがそのまま今回の要約である。 今日も日常におけるひとつの所作としてaikoを聴いていたんだが、『秘密』という曲でaikoが「なんだか好きだけじゃ済まなくなりそうで」と歌っているのを聴いて、あらためて衝撃に打たれた。 はじめにみなさんに知…

ハーゲンダッツは登山である

同居女性がハーゲンダッツを買ってきた。スーパーの商品券を使ったらしく、私の分もあるという。これは嬉しいニュースである。さっそく大喜びで食べた。しかしこのハーゲンダッツが変化球のものだった。後半でプリンの汁が出てきたのである。 「いやカラメル…

ろうきんからのお知らせが脳筋からのお知らせに聞こえた

「ろうきんからのお知らせです」 コンビニの店内でそんな音声が流れていた。調べてみると、ろうきんというのは「全国労働金庫協会」の略らしい。 しかし私には「のうきんからのお知らせです」に聞こえた。脳筋からのお知らせである。こちらは調べるまでもな…

オッサンのハゲ頭的無意味

同居人と地下鉄に乗った。そして気づいたのは、私と同居人は一緒にいても注目しているものがぜんぜん違うということだった。 同居人はファッションが好きなので、乗客の服装に注目している。あの着こなしはいいとか、よくないとか、考えているようだ。一方の…

ネコを預かることになった

「ネコ預かることになったから!」 同居人は、会社から帰ってくるなり興奮ぎみで言った。秋のはじめに汗だくだった。前歯に「号外」と書いてある気がした。 詳細をきいた。ネコの保護活動をしている友人に頼まれたらしい。その友人が生後三ヶ月の子ネコを保…