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真顔日記

上田啓太がいろいろ書くブログ

酒ばかり飲んでいる男

この数年は、酒を飲むことも当たり前の習慣になって、毎日のように飲んでいる。深夜のコンビニで、柿の種やポテチなんかと一緒にビールの500ml缶を買ってきて、グイッとやるわけである。そうやって生きることの意味を知るのである。 幼稚園のころだったか、…

三十路の森ガール問題

三十一歳女性が早朝にウォーキングをしている。 夕食をしっかりとるようになったら体重がすこし増えたらしく、これはまずいということで始めたらしい。普通よりも一時間早く起きて、会社に行く前の時間を利用して、近くの山を歩く。 今朝もウォーキングした…

暑ければ脱げばいいという原始人的発想

いよいよ夏が近づいてきた。 私は、冬と夏では夏が好きである。本当は春および秋の、適温で心地よい季節がいちばん好きであるが、ワガママばかり言ってもいられない。春はかならず夏になるし、秋はかならず冬になるんである。「ちょうどいいあったかさ」は気…

素晴らしいネコの写真

「素晴らしい写真が撮れた!」 三十一歳女性が絶叫し、小部屋に走ってきた。 「見てよこれ、あたしね、昨日買ったでしょ、ほらアレ買ったでしょう、その時からこうなることは予想してたんだよ、こうなるために買ったところあるんだよ、でもこんなに早く実現…

心の底からどうでもいいこと

世の中には、様々などうでもいいことがある。だが、どうでもよさにも度合いがあるもので、どうでもいいと言いつつ、実はけっこう重要だと思っているなんてことも多々ある。本当に心の底からどうでもいい、まったく関心がない、今すぐ忘れてしまっても何の問…

春がきたので再開する

三十一歳女性の家に転がりこんで四年がすぎた。 こんな生活が永遠に続くはずないと思っていたが、そこそこの年数、続いてしまった。四年である。もちろん永遠ではないが、当初の予定では二ヶ月で出ていくはずだったから、とんでもないことだ。真顔日記を最後…

腹を出して転がるだけの仕事

腹を出してゴロゴロ転がる。そのような単純な動きで人間を誘惑するのがネコという存在である。おそらくネコは人類をナメている。深夜のネコ会議は人間を下に見る発言であふれているのだ。あいつら腹出して転がっときゃメシ出すよ、なんて囁きあっているにち…

春なのにグルーニーを着る男

いまだにグルーニーを着ている。以前書いた「着る毛布」である。凍えるような京都の冬を乗り切るために購入したものだ。それを五月現在も着ている。完全に春なのに、どこからどう見ても春なのに、むしろ初夏の入口に立っていると言ってもいいくらいなのに、…

夕飯はカレーライス

今日はカレーライスを食べました。 小学生の絵日記じゃないのだから、もうすこしマシな導入はないものかと思うが、事実なので仕方ない。夕飯にカレーライスを食べた。発作的にカレーライスが食べたくなったからである。二十七歳の男にだってそんな日はある。…

早朝にゴミ出しを

「ゴミ出し……ゴミ出しを……」 朝八時、三十一歳女性の声がきこえてきた。私はすでに起きて小部屋で本を読んでいた。祝日のこんな早くに三十一歳女性が起きるのは珍しい。布団から頭だけ出していた。 「ゴミ出し……ゴミ出しが……」 寝起きで声がかすれていた。ブ…

大型連休と三匹のインドア派

今年もゴールデンウィークがやってきているようだ。三十一歳女性だけが浮かれている。私とネコは普段と変わらないので真顔である。大型連休という言葉に心を動かされない生物がここにいる。サラリーマンでも学生でもない人間、および四足歩行の生き物に祝日…

鼻水まみれのクリスマス

クリスマスだかなんだか知らないが風邪をひいている。鼻がどうしようもなくグズグズいっている。現在の私、圧倒的に全方位的にただの病人、それ以外の何者でもない。 とにかく鼻水がとまらない。小部屋にいるだけで机の上にクシャクシャのティッシュペーパー…

筋肉にうかれる男、冷静に処理する女

三十一歳女性は情にほだされないというか、冷静というかシビアというか、そういったところがある。身内びいきをしない。それを実感する今日このごろである。 最近の私といえば過去最高に体重が増えており、もうヤセとかガリとか言わせないと、輝かしきマッス…

着る毛布グルーニーで冬も余裕です

『着る毛布グルーニー』がヤバい。 異常にヌクヌクして、今年の冬は暖房がいらないんじゃないかと思っている。 冬の電気代を抑えたかった 「このままじゃ冬を乗り切れないからね!」 前歯をシャーと出して三十一歳女性が言った。私が転がりこんで三度目の冬…

普通に祝日を満喫した女

本日は祝日だったわけですが、三十一歳女性があたりまえのように休みを満喫していたので衝撃をうけました。「木曜が休みになっても意味ないよ!」と断言していたはずなのに、「木曜の休みなんて法律で禁止するべきだよ!」とまで言っていたのに、ものすごく…

休日を勘違いした女

「水曜休みじゃなかった……」 帰宅と同時に三十一歳女性が言った。表情が暗かった。ものすごく落ち込んでいるようだ。わたしは平日も休日もない生活だから知らなかったのだが、今週の木曜は祝日である。女はそれを水曜だと思い込んでいたらしい。 「なんで勘…

スパイキーエッジを使う

先日、はじめてヘアワックスなるものを購入した。齢二十七にして色気づいたからだ。メーカーはギャツビー。色々と種類があったのだが私が購入したのはショッキングピンクのものである。店頭で見て即決した。ショッキングピンクは一番派手で一番偉いからであ…

ネコのためなら轢かれてもいいのか

コンビニからの帰り道、三十一歳女性が「ネコ!」といった。 見ると暗がりのなか、遠くに小さく動くものがあった。この女はネコとなるとサバンナでも生き抜けそうな視力を発揮する。女性は歩調を速めてネコのほうへ向かった。私はコンビニ袋をさげたまま後を…

アイス半額セールの悲劇

近所のスーパーにて、夕飯のために色々な商品を買い物カゴにいれ、レジに持っていった。レジ係の女がバーコードを読み取っているとき、近くの壁にチラシが貼ってあることに気がついた。 アイス全品半額! 簡素なチラシに大きな文字で書かれていた。三十一歳…

木村カエラCM事件

食事中にテレビを観ていたら、木村カエラのCMがながれてきた。すでに何のCMだったかは覚えていないが、木村カエラの顔が画面にアップで映り、真顔で「わちにんこ」とだけつぶやいていた。 その後もCMに続きがあったと思うんだが、ここで三十一歳女性が…

カラオケでダパンプ欲を解消する

私にはJ-POPを曖昧に歌うという癖があるのだが、この二週間はダパンプが個人的ブームになっており、連日、バカのひとつおぼえみたいにダパンプを歌っていた。ダパンプのヒット曲を、うろおぼえのまま、分からないところは鼻唄でごまかして熱唱していたの…

味噌カツで狂乱する女

「近所の弁当屋にあたらしいメニューが増えてた!」 三十一歳女性はそう言って部屋に駆けこんできた。肩で息をしていた。レース直後の競走馬のごとき鼻息だった。この女は弁当の種類が増えたことを「日本が戦争に勝った」みたいなテンションで言う。そのうち…

三十一歳は学校に行き、私はスタバに行く

三十一歳は今月頭から学校に通っている。 職業訓練校というところで、ウェブデザインについて勉強しているそうだ。これまでは紙媒体のデザインをしてきたが、最近はウェブ媒体もずいぶん伸びている。だからここらでウェブデザインの基礎を学び、さらに仕事の…

低級オリジナルソングを歌う女

居間から三十一歳女性の歌う声がきこえてくる。ずいぶんと上機嫌だ。しかし私は耳をすまして激しく後悔する。その歌が三十一歳女性によるオリジナルソングだったからである。聴いているほうが赤面してしまうような低品質の楽曲であった。ここに歌詞を引用し…

前髪を切りすぎた男

前髪切りすぎちゃった。 どうしよう。 まさか、こんな女子高生の日記みたいなことを書く日が来るなんて。しかし事実なので仕方ない。前髪を切りすぎた。いや正確に言うならば、三十一歳女性によって前髪を切られすぎた。 坊主をやめてからの私は、髪が伸びる…

美空ひばり事変

小部屋で書物を読んでおったら小腹がすいたので、冷蔵庫のチョコ菓子を口にするべく居間へ出た。するといつもは静まり返った空間で生活している三十一歳女性がクラシック音楽を聴いている。ずいぶん珍しいこともあると思っていたら、 「これ、ショパンのピア…

ネコカフェ初体験で狂気の沙汰になる

三十一歳女性の強い要望でネコカフェなるものに行ってきた。要するにネコがたくさんいるカフェである。それ以上の説明をするのは不可能だ。 これがなかなかの暴利で、ネコがたくさんいるだけなのに30分で1000円もとられる。ちょっとカワイイ四足獣を撫…

なぜネコではなく上田なのか?

最近、行きつけのバーが猫を飼い始めました。その猫見たさについ足を運んでしまうのですが、三十一歳女性は住まわすなら猫よりも上田(穀潰し)の方いいと思うのですか? 猫より上田(穀潰し)の方がかわいいとは正直思いませんし、コスト的にも猫を飼うほう…

突然の電話はろくなもんじゃない

スタバにノートパソコンを持ち込んで大喜利の仕事をしていたら、机の上の携帯が震えだした。三十一歳女性からの電話だった。珍しいこともあるものだ。急ぎの用事かと出ると、「今、スタバ?」と尋ねてくる。完全に行動を読まれており恥ずかしくなる。 「帰り…

女は野球ネタが分からない?

芸人の世界では、「野球ネタはタブー」と言われている。とくに十代から二十代の女性をターゲットとする若手芸人の場合は御法度だ。「女は野球がわからない」からである。知らないものを題材にして、それをズラしたところで、さっぱり笑えない。以前、そんな…

三十一歳女性に人生設計をきいた

はじめまして♪都内在住の三十歳の麻衣子といいます。今回は素敵な企画をありがとうございます。実は私、三十一歳女性と同じ独身で転職活動中なので(まだ会社は辞めてませんが…)、めちゃめちゃ興味あります。早速質問ですが、三十一歳女性は今後の人生をど…

いつまで「三十一歳女性」と呼ぶつもりだ

真顔日記をはじめた際、とくに同居人の呼び名を決めておらず、便宜的に「三十一歳女性」と名付けた。あとあと、しっかりとした名前をつけようと考えた。その時の思考は以下のような感じだった。 三十一歳女性は自分の存在を隠したがってるし、本名を出すのは…

前歯ブームで美女の定義が変わる

前歯ブームがくるかもしれないらしいです。 みなさん、デマに敏感になっているこの時期にすみません。三十一歳女性が激しく主張しているんです。前歯ブームが日本を席巻する日も近いと、いつも以上に前歯を出しながら嬉しそうに言っているんです。以下、三十…

上田の魅力が判明しました

こんな質問が届いた。 三十一歳女性から見た上田さんの男としての魅力はなんですか? これほど本質をえぐる質問は珍しい。文面が目に入った瞬間に心臓がヒヤリとした。この質問は、そのまま「なぜ三十一歳女性は上田を住まわせているのか」という命題につな…

読者の方から花見に誘われた

上田さんは京都のどのあたりに住んでるんですか? 僕は西陣のあたりに住んでいます。4月に友人がお花見を計画しているのですが、上田さんも、よかったら三十一歳女性を誘って一緒に参加しませんか? お誘いありがとうございます。 驚いたことに我々も西陣の…

ワンピース弁当を買った

コンビニで「ワンピース海賊弁当」なるものを見つけた。とうとうワンピースはコンビニ弁当になった。中二の頃に連載がはじまって以来、なんだかんだで毎週読んで、そのまま十五年。あの頃、私が夢中になっていたマンガはとうとうこんなことになったのだ。 ル…

細長い二文字の苦悩

こうして女の人の家に住みついていると、「あれ? 俺ってすごく不安定な状況じゃねえ?」と我に返ることがあって、そうしたらもうたまらない。三十一歳女性との関係によっては明日から住むところがなくなるという当たり前の現実にぶちあたって、食べていたビ…

インティライミ、ふたたび

このあいだナオト・インティライミがどうこうと書いたが、一週間経った現在、三十一歳女性が完全に名前を忘れていた。三十一歳女性のカタカナ処理能力をナメちゃいけない。インティライミという言葉は三十一歳女性の頭の中で変わり果てていた。 「あれ覚えて…

ストリートビューで自分たちを探す

グーグル・ストリートビューで、われわれの家が見れるようになっていた。三十一歳女性と興奮ぎみで見た。とんでもない高解像度で写っていた。なんだか赤面しちゃうくらい、はっきりと、くっきりと、われわれの家が表示されていた。 おそろしきグーグルの情報…

インティライミの悲劇

テレビにナオト・インティライミという人が出ていた。最近出てきたミュージシャンらしい。知名度がどの程度なのか分からないが、我々ふたりはまったく知らなかった。 もっとも、昨今のオリコン事情には疎く、EXILEという言葉をきいても、グラサンと坊主しか…

歴史は女で作られる

ウンコの記事を無事に公開できて、けっこう評判もよく、一息ついていたら、三十一歳女性が「ウンコに似てるの見つけてあげたのあたしだからね」と言いだした。かなり誇らしげであり、前歯がいつも以上に飛びだしていた。 それはそうで、布団にくるまる私をみ…

ゆるふわガールより前歯女のほうがいい

これまで三十一歳女性のことを前歯だなんだと書いてきて、げっ歯類と同じカゴにほうりこんできたけれど、ちょっと考えを改めた。もしかしたら、この女はスゴイ存在なのかもしれない。尊敬に値する前歯なのかもしれない。 態度が急変したきっかけはこうだ。 …

胃ぶくろウルサイよ!

私も三十一歳女性も、異常に腹が鳴っている。 同居するようになって気付いた。この家が静かだからかもしれない。ものすごい頻度で鳴っている。しずかな京都の家のなかで腹の音だけが鳴り響いている。特にメシどきになると大変で、デリカシーという言葉を全力…

糞便の時代がやってくる

ガシャポンにハマり、どんな動物が出るかに一喜一憂していたある日、突然の別れがやってきた。ガシャポンのラインナップが一新されたのだ。なんの前触れもなかった。本屋の前で立ち尽くした。慣れ親しんだガシャポンの姿はどこにもなかった。 かわりに、「プ…

ガシャポンにハマる

近所の本屋の前にガシャポンが置いてある。いろいろと種類があって、ほとんどは子供向けアニメのものだが、ひとつだけ「世界の生きもの」というシリーズがある。これが三十一歳女性の琴線にふれたようで、前を通るたびに「これやろうよ」と言うようになった…

語呂あわせで三十一歳女性と揉めた

三十一歳女性とケンカしました。原因は語呂あわせです。詳しく説明します。 三十一歳女性は自転車にダイヤル式のカギをつけている。一週間くらい前、自転車を借りる時のために、その番号を聞いた。1904。これが三十一歳の自転車のカギの番号だった。そしてこ…

年賀状を作った

三十一歳女性のもとに何枚か年賀状が届いていたので見せてもらった。驚いたことに、そのほとんどに写真がついている。「結婚しました」「子供が生まれました」「もう三歳になりました」などのメッセージとともに、自分たちの写真を載せているのだ。しかも、…

みなさん背中を拭きましょう

大晦日なので今年学んだことを書きますが、2010年一番の衝撃は「俺は背中が拭けてない」ということでした。それが何よりのインパクトでした。尖閣問題よりもワールドカップよりも、背中が拭けてないことが印象的でした。 これだけじゃ何のことか分からないの…

押入に眠るジャガー

『ピューと吹くジャガー』をひさびさに読みたいという話になって、マンガ喫茶に行こうかと提案したら、同居人は「うちにあるよ」と言う。それはもう当然のように、前歯をキラリと光らせて言う。聞くと、天井近くの小さな押入に漫画がたくさん入っているらし…

イブの夜にふるわせて

クリスマスイブだってのにシャックリが止まらなくなったから大変だ。浮かれて肉を食ったのがいけなかったのか、店から出た途端にヒャッ!! ヒャッ!! と馬鹿みたいな声が出る。